毎月第4週の土曜日に長尾公民館で開催しています「ひだまり配布会」、25日も69世帯95人の方々に来ていただきました。そして今回は配布会と同時開催という形で、4月からのオープンを目指しています「わくわくレストラン」もプレ開催致しました。
7名の子どもたちが集まって、カレーライスづくりです。料理に慣れた子も、初めて包丁を握る子も、みんながそれぞれ出来ることを分担しながら、新しいことも経験しながら、みんなで一つの料理を創り上げていきました。
もちろん衛生面を考えて、こまめな手洗いと消毒、三角巾にマスクにエプロンも完全装備。安全面でも包丁の使い方など、大人のスタッフが付いて見守ります。「食」は、まず衛生面と安全面から。基本があって、そして「わくわく」につながるのです。
調理が初めての子どもさんのために道具の方も、包丁の手前の角が丸みを帯びている子ども用の包丁と、握りやすいピーラーも準備されました。準備してくださった見守り側プロジェクトチームのみなさんの、心配りにも感謝です。
私が生まれて初めて手伝った料理は、小学生のときのトンカツの衣付けです。小麦粉と卵とパン粉を豚肉に付けていった記憶は、50年以上経った今でも鮮明に覚えています。
今日の「わくわくレストラン」が、みんなの記憶の1ページに残るような、そんな「場」になれればと思っています。そして子どもたちを見守っていただいた大人側の、みなさんのご尽力があってのプレ開催でした。お疲れ様でした。
そして何と言っても、やはり一番は「美味しいものを食べたい!」ですよね。美味しいものが出来上がって、作る喜びも生まれます。そして次には、「自分以外の人にも、食べてもらいたい」「喜んでいる顔が見たい」という想いが生まれるのです。
今回はプレ開催ということでカレーは持ち帰りとなりましたけれど、やはり子どもたちの料理をその場で食べてもらい、自分以外の人に食べてもらって喜んでもらう、そんな経験を子どもたちが出来る「場」を作る、それが「わくわくレストラン」です。
子どもたちが「作ること」「食べること」を通して、人の想いと繋がり、楽しみながら生きる力を育むことをお手伝いしたいから、「わくわくレストラン」は子どもたちとともに、これからも歩んでいきます。